2011年8月18日木曜日

スティールハンガードア製作

スティールハンガードアの製作を始めました。昨日は材料の切断作業と、材料の表面に付着している 油のふき取りなどです。角パイプや丸パイプなどの鋼材は表面に錆び防止の油を付着させています。 そのままでは後で塗装をする時に塗料が付着しないので先にきれいにふき取っておきます。




今日から組立を始めました。今回製作するハンガードア1枚の寸法は幅1920mm×縦2420mです。このドアが4連で4枚取り付けます。




フレームの歪みが大きいとドアが重なった時、ドア同士が擦れたりします。ハンガードア製作で一番大切なのが、いかに歪みをなくして組立る事です。そのためには組み立てるための架台は、きちんとレベ ルを出し、きれいに直角をとって設置します。溶接をする場合はクランプで何箇所も締め付けをして、歪みにくい順番で溶接していきます。なかなか気を使いながらの作業ですが、ここを雑にしていると設置するときに大変な目にあいます。明日中に塗装まで仕上げて来週の頭に設置します。




お盆に実家へ帰った時、昔読んだ面白い本を見つけました。【 ニッポン仰天日記 】という本です。この本を書いた著者はリチャード・ゴードン・スミスという人で、彼が訪れた明治末期の日本の生活スタイルや文化を、訪れた地で写真やイラストを入れた日記帳または見聞録スタイルにしている本です。


今の日本からみても離れすぎている当時の様子が、本当に面白可笑しく、そして時にはセンチメンタ ルに書かれています。この本を買ったのは20代の半ばくらいだったと思うけど、10何年ぶりに読み返して、久しぶりに私も仰天してしまいました。

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