ここ何日間かは、はまってアルミ溶接やアルミ加工をしています。
これはアルミ馬に使う材料の溶接(アルミ馬は何か不明な場合、ホームページを見てください)。カッ
トしたパイプの両端をふさぎます。
TIGで溶接するのですが、溶接棒は入れません、母材同士を溶かして共付けします。
こちらは半自動溶接で組んだもの。黒くなっている焼けは、最後に酸洗いをして除去します。この前
の展示会のとき、新型のアルミ半自動溶接機のデモ機で溶接したところ、ほとんど焼けが出ませ
ん。かなり欲しい。
これはアルミブリッヂの修理。使っているうちにここがよく外れます。元通りに戻し切れているところ
を全部溶接します。そして
端材のアルミ板を使い、こんな風に溶接するとこの部分が強くなります。新品で買った時にも、先に
こんな風に加工してると、アルミブリッヂが長持ちします。
いまではアルミはいろんな所に使われている素材ですが、実際に工業製品として作られ始めたの
は1890年ごろからです。1850年ごろのヨーロッパでは、アルミは高級な金属として扱われ、例え
ば晩餐会の食器は、大切な客にはアルミニウムのスプーンやフォークを出し、どうでもいい客には
金や銀の物ををあてがったという記録も残っているみたいです。いまうちの会社にあるアルミを全部
持って、その当時にタイムスリップしたら私は大金持ちです。ちょっとアルミうん蓄でした。
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