2011年6月21日火曜日

アイアンフェンスその4

その4ですが、まだやっと架台を設置したところです。


架台は取り付ける時の原寸で設置しました(この架台設置に3時間)。この部分が螺旋状になって

いて、今回のアイアンフェンス製作で一番の難関です。あすバーナーで笠木部分を焼いて、この架

台に合わせてて曲げていきます。この部分を仕上げたあと壁付けの手摺を製作したら、とりあえず

は室内分フェンスと手摺が終了です。


今日は梅雨時期の貴重な晴れ日でした(すこーし雨は降っていたけど)。久しぶりにお日様を見て、

気持ちもちょっとだけカラッとしました。梅雨といえば、池波正太郎の書いたもので【梅雨の湯豆腐】

という短編がありました。話は江戸時代の仕掛け人(殺し屋)の話ですが、話のなかで梅雨の肌寒

い夜に仕掛けを終えて家に帰り、火鉢に土鍋をのせ豆腐を煮て静かに酒を呑んでいるシーンがあ

り、本の中でその描写がすごく印象的でした。池波正太郎の本は【剣客商売】・【仕掛け人 藤枝梅

安】など一時期はまって読んでいましたが、物語の面白さ以上に、時代背景にあった食と酒の場面

の書き方が絶妙で、その当時は「江戸時代に行きたい!」と思っていました。しかしよく考えると冷

えた生ビールは絶対に無いのでやっぱり現代がいいです。

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