2011年12月16日金曜日

アルミの加工

雪降っていきました。最近では一番寒い日かも。風も冷たいし、工場内とはいえ寒さの辛い時期に

なってきた。しかし 仕事 仕事!


1年に5~6回ほど注文があるアルミ板の曲げ加工品です。



トイレブースの点検カバー。お客様は県内ですが、製品は埼玉県羽生市の小学校のトイレ工事に

使われます。

この製品はアルマイトの板を曲げた物です。アルマイトとはアルミの生地材に電解処理をした物で

で、耐食性があり装飾品にも使われたりする加工、身近なところでは、アルミサッシやアルミ製のや

かんや鍋なんかがそうです。

しかしこの加工をしていると、溶接がしにくくなります。処理をした表面を削らないと、きれいにアルミ

溶接ができません。



お気に入り蕎麦猪口。





有田で一目ぼれ。ちょっといい値段でしたが、こんな酒器でいいお酒を飲めればと思い購入。


蛸唐草の模様で思い出すのは、ずいぶん前にドキュメンタリーの番組で柿右衛門の窯元の現当

主が語っていた事。

「古伊万里などに描かれている蛸唐草の模様の筆に迷いが無い」と言われていました。そしてその

筆を使っいたのは、模様を書くだけの名も無き染付け職人だと。その当時は、そんな事が当たり前

にできる職人さんが大勢いたんでしょう。

わたしもそんな職人になれればとは思っているのですが...。

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