2024年1月21日日曜日

鋳物製部品の溶接修理

先週の金曜日の夕方、お客様から電話があり「鋳物部品が割れたので至急で溶接修理を頼みたいのですが」と。


丁度別件でそのお客様の工場に行ってたので、修理品を引き取って持ち帰りました。
部品の内側を溶接すると、削りなどの加工で時間がかかるので、外側に深く開先をつくり溶接肉盛りをする事に。


両側を8回ずつ盛っていき仕上げです。
1回ずつ肉盛りの後はピーニングをします。
ピーニング
溶接金属をハンマーなどで打ち延ばすことを言い,溶接金属に塑性変形を起こさせて,溶接による収縮歪を軽減し,溶接残留応力の緩和,ならびに溶接変形および溶接部に生じる割れを防止する効果がある。
これ一人でやってたら結構辛いんです(笑)


溶接棒は鋳物用の純ニッケル棒を使用。


凄い高価な溶接棒で、5㎏入りで7万円近かったような気がします。
まぁそんなに高いので溶接が出来るって事なんでしょうが ( ̄▽ ̄;)

X(旧Twitter)にポストすると
・鋳物溶接は出来ない、そう思い込んでました。 ・
これ直るんすか?すげーな ・鋳物って、溶接して、大丈夫なの?? などのコメが。
直せますし・ちゃんと鋳物の事を理解しておけば溶接はできます♪

明日月曜日の朝いちに納品します (^^)

いろいろなオーダーメイドの製品や、アルミ溶接・ステンレス溶接・溶接修理は、須山鉄工におまかせください!

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