鋳物溶接に関するお問合せが増えております。
過去ブログに書いた事例が結構検索でヒットしているようです。
今回の 鋳物溶接 もネットで検索して頂き依頼を受けました。
多分凍結で割れたポンプ部品です。
鋳物を溶接する場合うちではTIGかアーク棒どちらかで溶接します。
今回は両方で溶接する事に。
水漏れがない事が一番重要なことですので、最初はTIGの方が適してるかなと判断。
割れ部分が広がり隙間もあったのでそれもTIGの方がベターです。
2ヶ所の割れのうち1ケ所目を先ず溶接。
ガスで余熱を入れてスタート。
割れの全周を溶接すると、何か所か割れに近いも感じの部分を発見。
そこでTIGで溶接したビードの周りをアーク棒で溶接する事に。
目安としては3cm溶接してピーニング・3cm溶接してピーニングこれを繰り返します。
全てが終わって確認すると大丈夫。
TIGもアークも純ニッケル棒を使いますが、アーク棒の方が母材に吸い付く感じがします。溶接肉も幾分柔らかい感じ。
そこで2ヶ所目は同じくTIGで先に溶接し、今度はこちらも同じように3cm溶接してピーニング。割れを全て溶接で埋めた後確認すると割れはありませんでしたが、念のため同じようにアーク棒でビードの全周を同じように溶接。
鋳物には引きが無いので、棒の選定は当り前ですが、いかに引かず割れさせないかの溶接方法が求められます。
これが正解かどうかは分かりませんが、最終的に漏れがなく使えるようにできれば問題ないんじゃなかと (^^)
でもホント鋳物溶接には毎回悩まされています...(^^;)
今日は雨ですが車検から帰ってきたハイラックス、磨いてもらってコーティングもしてもらって雨水が気持ちいいくらい滑る滑る♪
これから3年目になるお付き合い。
お仕事でも大活躍な車両です (^^)
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