2011年7月13日水曜日

アルミ溶接

今は植木の剪定時期のため、アルミ三脚の修理依頼がよくあります。今日も5台ほど修理をしまし

た。その他に地元の森林組合さまから、ちょっと変わったアルミ製梯子の修理依頼もありました。


この梯子は上に付いてあるV型の金具を、幹に立てかけて使うタイプのものです(多分)。この足載

せ部分がえぐれています。


ここに穴をふさぐのと、補強のためのプレートをあてて全周溶接をします。


これで出来上がりです。このようなアルミ製品は、アルミ材の表面をアルマイト処理している物が多

く、溶接するときは溶接する部分をグラインダーなどで削り、アルミの下地を出して溶接をします。

私は慣れているのでそのまましますが、あまりアルミを溶接することがない加工所は、これを知らな

いことで溶接が上手く出来てないみたいです。ちなみにアルマイト処理とは、電気分解を利用して、

アルミ材の表面に酸化皮膜を作ることです。このことにより耐食性に優れ、硬度も増し、表面もきれ

いになります。




当社は自社製品を造っていることから、アルミ材のストックが結構あります。丸パイプ・角パイプ・フ

ラットバー・アングル・などいろいろと揃えていますので、アルミ材での製作物をお考えの方はお気

軽にご相談下さい。幅広く対応いたしますよ!

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