バイクのアルミ部品修理です。
ギアが入っている部分の部品だと思いますが、ここの一部に亀裂が発生しています。
ぶつけたとか言ってました。
リブの外周にそって円状に亀裂がでています。
指で触ってもわずかな段差ぐらい。裏も同じ状態です。
メッキ加工をしているので、溶接部分のメッキを研磨して溶接します。
両面を溶接して終了です!
と、ポンポンと書きましたが、アルミ鋳造の溶接はそう簡単じゃありません。
溶接していくと気泡が出てきます。研磨仕上げはショップでしますが、この気泡を処理しておかない
と削ったときピンホールみたいなのがいっぱい出てくるんです。
これはアルミの鋳造工程で、金属内にビミョウな気泡が製品内部に残ります。溶接していくと気泡
が膨張して溶接表面にポコポコと出てくるんです。
溶接をスタートし、気泡が出てこなくなったところで溶接棒を入れていきます。なので普通のアルミ
溶接のスピードよりもすごく遅くなるんです。
アルミのダイキャストも同じですが、アルミ鋳造品の溶接はちょっとちがう丁寧さが必要となってくる
んです。
なかなか手ごわい相手なんんですよ!
アルミ溶接・ステンレス溶接の修理でお困りでしたら、須山鉄工におまかせください!
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