2011年11月28日月曜日

ステンレス溶接修理

ステンレス製品の修理、同業者の方から依頼されました。小学校の給食室で使う器具だそうです。




ステンレスの曲げ鋼板の裏にある、補強用の曲げ鋼板が取れています。厚みは両方とも1.2mm

のもの。薄物はTIG溶接機のパルス機能を使います。

この1.2mmの板を溶接する場合パルスなしでは、30アンペア(A)ほどで溶接するところを、パル

ス機能を使って、ベース電流を10Aほど・パルス電流を80Aほどにし、ベース75%パルス25%に

設定。

簡単に言うと。80Aで25%ぶん入熱し溶かして、10Aで75%ぶんで冷ますのを、1秒間に何回も

繰り返します。そうすると、一定の電流で溶接したときよりも、ヒズミが少なくなるのです。

板厚や溶接状況などに応じていろいろと設定を変更できます。これは最近のフルデジタルTIG溶接

機の便利な機能で、ホント面白い溶接機です。



和物の物を最近ちょくちょく買います。




これは木綿の手ぬぐいです。青海波と呼ばれている柄で、日本らしいさっぱりしたいいデザインだと

思います。この柄は魔除けの意味もあるらしい。これをハンカチ代わりにバックに入れて。こんな物

もクールジャパンと思いませんか?

2 件のコメント:

  1. 今度、ふろしきの使い方講習みたいなの、一緒に行ってみませんか?
    すごい興味あるんですよね~。
    COOL決め込みましょう☆

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  2. Seigo さま

    5・6年前に京都のふろしき屋さんで、現在の嫁にふろしきをプレゼントしました。2ヶ月ほど待ちだったかな。

    最近斬新なデザインもありますが、面白いお店ですよ。

    【京都 掛札】HPです。 http://www.kakefuda.co.jp/

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