2011年11月30日水曜日

またまたチップコンベア修理

今回で3回目となるチップコンベアの修理。




工作機械で金属を削ったときにでる、切粉を送るためのコンベアガイドが磨耗してるので交換しま

す。



ガイドはFB(平鋼)6mmの物が取り付いていますが、金属コンベアとの摩擦で半分ほどの厚さまで

磨り減っています。

FBを全部取り外し、新しい物に交換する加工ですが、隙間という隙間に油がべったり付いた切粉が

はいった状態。今日はその掃除をして、加工準備で終わりです。

この加工、ガス切断の時油が燃えてかなり胸焼けします。ちょっとつらい。


3M社製の新しい遮光面がきました!

箱を開けると




おー!なんかかっこいいぞ!




真っ黒のままでもかっこいいが、ペイントかステッカーチューンをしようかな。ちょっとこのツールをい

じくって遊ぶことにします。


今月で11月も終わり。いろんな皆さん今月もありがとうございました!明日から12月。一年なんて

ホントに、アッという間。最後の1ヶ月ラストスパートで頑張ります!

2011年11月29日火曜日

りんごの丸かじり

群馬の親類からりんごが送られてきた。






久しぶりにかぶりついてみた。分かった事。

① 最初の一口目が食べにくい。

② 横の上側と下側を一回ずつ横方向に食べて、ぐるっと回ると完食する。

③ ぐるっと回って最初に戻ったら、最初食べたところはもう茶色くなる。
*ポリフェノール酸化酵素というものが空気に反応するらしい

④ 外の甘いとこと、芯のすっぱいとこを、同時に食べたら美味い。

⑤ 歯槽膿漏ではないみたい。




丸かじり、よかったです。

2011年11月28日月曜日

ステンレス溶接修理

ステンレス製品の修理、同業者の方から依頼されました。小学校の給食室で使う器具だそうです。




ステンレスの曲げ鋼板の裏にある、補強用の曲げ鋼板が取れています。厚みは両方とも1.2mm

のもの。薄物はTIG溶接機のパルス機能を使います。

この1.2mmの板を溶接する場合パルスなしでは、30アンペア(A)ほどで溶接するところを、パル

ス機能を使って、ベース電流を10Aほど・パルス電流を80Aほどにし、ベース75%パルス25%に

設定。

簡単に言うと。80Aで25%ぶん入熱し溶かして、10Aで75%ぶんで冷ますのを、1秒間に何回も

繰り返します。そうすると、一定の電流で溶接したときよりも、ヒズミが少なくなるのです。

板厚や溶接状況などに応じていろいろと設定を変更できます。これは最近のフルデジタルTIG溶接

機の便利な機能で、ホント面白い溶接機です。



和物の物を最近ちょくちょく買います。




これは木綿の手ぬぐいです。青海波と呼ばれている柄で、日本らしいさっぱりしたいいデザインだと

思います。この柄は魔除けの意味もあるらしい。これをハンカチ代わりにバックに入れて。こんな物

もクールジャパンと思いませんか?

2011年11月26日土曜日

無敵のツール

今日はアルミの溶接・加工などなど。




一度造ったのですが改良部があり、展示品にするとの事で全部造りかえました。


今日した加工もそうでしたが、製作の時に使う便利な道具が沢山あります。

が、このインパクトドライバーです(今さらですが)。




マキタの18Vの物と、日立の14.4Vの物。マキタの方がパワーがあり、工場内でもアルミだけじゃ

なく鉄にも、バンバン使えます。またコードレスなので使いやすいこと!


工場内では100Vのコード差込型の電動工具を使うことが多かったのですが、最近はこのインパク

トを結構使っています。


取付のツールも沢山あり、ビスを打つ ・ 穴をあける ・ ボルトを締める ・ 削る ・ 磨くなど。




ツールボックスには用途に応じていろいろと。


私は2年ほど前から使い始めたのですが、まーホント便利で重宝しています。


小学校の姪っ子のテストの話ですが、

【 かたい 】の反対は 姪っ子の答え 【 やわい 】

正解 【 やわらかい 】

よって答えは不正解。正確な日本の国語では【 やわらかい 】になるそうです。

一応辞書で調べましたが、確かに【 やわい 】ではなく【 やわらかい 】の方に、⇔かたいと書かれて

います。

この先生は正しいけど、なんか変です。もしかして【 やわい 】は方言?と思い、パソコンで【 やわ

い 】をキーボードで変換すると【 軟い 】・【 柔い 】と表示されます。いつもふつーに使っている言葉な

のに、国語教育とは不思議なもんだと思いました。

姪っ子の反論、「じゃーかたいは、かたらかいにならんといかんやん!」

笑っちゃいましたが、子供の頭のほうがコンコンチキの大人より、よっぽどやわいよ。

2011年11月25日金曜日

台車加工

使用している台車に、フォークリフトのツメを入れるガイド加工をしました。




台車が6台。工作機械で加工する時の削りかすを入れる為のもので、ちょっと中がドロドロに...。

裏返して加工するので掃除もしました(これが一番時間がかかった)。




裏側にフォークのツメを入れた時にずれないよう、角パイプ150×75をガイドとして溶接。製品は造

ったものの、こうしたほうが使いやすいなど、お客様の工場ではいろいろあるようです。またすぐに

加工して使えるよう、当社も迅速に対応してます。

牛丼屋さんのキャッチフレーズにあったような気がしますが、早い!上手い!安い(?)!をモット

ーに頑張ります!



昨日は居酒屋さんから頼まれていた、ステンレスの網を届けに行きました。




長く使っていて、もうボロボロになって交換しようにも既製品が無いとのことで製作。

納品で伺ったのですが、行ったからには飲まなきゃ!




カキフライ。ビールとサイコーにあう!醤油をちょっと垂らし、タルタルソースで。

その後、大将がお土産で頂いたお酒を




ハバネロと芋焼酎をミックスしたスピリッツ。飲んだとき多分ボトルの絵みたいに、「かRAAA!」と

顔がなってたでしょう。これはノーサンキューでした。

2011年11月24日木曜日

曲げ加工

鋼板でいろいろな製品を造るとき、製作時間を短縮できたり、精度を出したりする場合、板を曲げて

部品として使ったりします。




アルミ板を曲げた物。例えば、アルミ溶接でもこのような形に造ることは不可能ではありませんが、

機械で曲げれば綺麗に簡単に仕上がります。




これは鉄板を曲げた部品を使って製作した、クレーンバケットの部品。



ステン板で凵字に曲げた物の両側に、ステン板を溶接して箱型に仕上げた物。底板からの立ち上

がりが浅い場合、機械の許容内では4方全部を曲げることもできます。

こんな感じで何かを造る場合、板曲げの物が役立ちます。


昨日は勤労感謝の日。毎年この日にしているイベント「 総建 勤労感謝祭 」に参加してきました。住

宅に関する相談会や、まな板削り、包丁研ぎなどを無料でおこないます。




木工コーナーではベンチやテレビ台などの製作。




来場された方には、焼き鳥 ・ お菓子のつかみ取りなどのプレゼントが、私も焼きながら何本か(6~

7本位は何本と言うのか?)かつまみ食い。いや試食。

お客様 ・ 協力業者の方を合わせると50人ほどのイベントでした。

あ!あと1匹



かわいいこのロバも、イベントを盛り上げた大事な一員です。


この前のみうら建設さんや、ここ総建さん。浮羽町の工務店は元気いっぱいに、いろんな形でイベン

トをして町を盛り上げています。ホント刺激されることが多いのです。

そんな【 総建 】さんのホームページです。 http://www.souken-home.com/

2011年11月22日火曜日

軌道工事の道具

最近あまり仕事はありませんが、軌道工事の道具製作や修理、現場溶接などを依頼されます。昨

日持ち込まれたのは、工事の時に使う道具の溶接修理。




道具の名称は分かりませんが、でっかいバールみたな物です。この道具は鉄道のレールを枕木に

固定している金具を取り付けている、大きいピン(釘?)を外すときに使ってたような気がします。


このバール重さ12キロほどありますが、軌道工事の職人さん達は、このバールをガンガン使って工

事をしています。皆さんホントゴリラみたいな、失敬、マッスルな方達です。


軌道工事はほとんどの場合、終電の後から始発の間までに作業するので、仕事の時間はほとんど

が真夜中。私も溶接などで何回も現場に行きましたが、今からの時期AM2時・3時頃になると、体

の芯まで冷えて最悪です。溶接はあまり動かない仕事なのです。しかしマッスルな職人さんは、体

から湯気が出てるほど動き回っています。軌道工事は、そのくらい見ていてハードな仕事です。



日曜日から本格的に寒くなりました。もう日中半袖では作業できません(当たり前ですが)。これから

の時期、あったかい鍋やおでんが身にしみます。昨日は夕食前に食べたのが




湯豆腐!寒い時期の最高な酒の肴です。これに熱燗があれば、もう言うことないばい!

2011年11月21日月曜日

鉄骨下屋工事

先日雨で延期になった、鉄骨の下屋工事をしました。




お客様が既存の工場の外に屋根が欲しいとの事で鉄骨設置です。。ルーフデッキの屋根工事も請

けていますが、取り付けは来週になります。



昨日はお客様でプライベートでも親しくしている、みうら建設さんの収穫祭&バーベキューがありま

した。50人ほどのお客さん・専務の友人達・業者さんが参加した楽しいアットホームなイベント。収

穫祭は三浦家の米やうきは市でとてた柿など、バーベキューの野菜にも地元の食材使うなど、地元

応援の内容です。福岡市から来た子供達は、近くの川であまり見ることの無いサワガニをとり(これ

も収穫祭か!)大喜び。









この後の焼きソバは、日田市の業者さんが作る日田風焼きそば(パリパリ麺)、その後は私が作る

浮羽風焼きそば(パリパリしてない麺)、まあ甲乙つけがたいと言っておきます。この他、モツ煮込

み・おでんなどが。


楽しく過ごせた一日でした。

みうら建設のホームページ、楽しい会社ですよ!http://www.miura-ya-home.jp/

2011年11月19日土曜日

山ん会 笑楽星

昨夜は友人たちで作っている団体、【山ん会 笑楽星(しょうがくせい)】の飲み会でした。

餅つきの日時が決まりました。

12月11日(日曜)、午後から、うきは市浮羽町田篭のボランティアの家で。

何人か経験者はいるものの、ほとんどは素人。今年作ったもち米は、はたして美味い餅になるか?

まあ何事も経験です。



ここはキャンプ・合宿もできます。その施設を運営してる団体です。




上に写っているのが【研修棟】、30人ほどは泊まれます。宿泊以外にも、毎年合宿に来ているバレ

エ団のイベントなど。



ここはかなり山の上で、冬は雪もけっこう降ります。




この外灯は私が製作。ちょっと仕事の写真も絡ませました。



こんな感じでみんなで遊んでます。フライパンの中はモツラーメン!




http://www.syougakusei.com/ ここのホームページアドレスです。ゆるい感じの大人の部活動感

覚かな。野外で遊ぶの大好きな人大歓迎!ぜひ遊びに来てください。

2011年11月18日金曜日

バケットの修理

今日は現場で鉄骨の設置作業を予定していたが、雨のため中止。うちの仕事はほとんどが工場内

の作業が中心で、あまり雨に影響はされないけどこんな時も。

前から思っていたが、平日の雨、それも昼間に降っている雨は、窓越しに見ているとなんとなく心が

和んでしまう。本を読みながら、ビールと柿ピーかなんかあれば最高かな。まあそんな訳にはいか

ないので仕事です。



製材所で使っているバケットの修理をしました。フォークリフトに取り付けて使うものです。



奥のほうの鉄板が腐食してすごい事に。その上に4.5mmの3方曲げした鉄板を溶接してます。


腐食した部分の鉄板。この部分元は9mmの鋼板これがここまで錆で腐食しています。奥のほうに

溜まった鋸くずに湿気か付いて、それが長年そのままになっていたからでしょう。しかし錆の力は凄

いものだと思いました。



アルミの仕事も。アルミ三脚の一番高さがあるものを製作しました。15尺。4.5mの物です。



高いです。中二階の梁の上までいってます。一度一番上に上りましたが、恐ろしかったです。植木

の職人さんは、この三脚の一番上に立って剪定をするそうです。凄すぎ。



この前アルミ三脚の溶接修理に来たお客さん、90歳でした。まだ現役だそうです。大正10年生ま

れとのこと。12尺(3.6m)の三脚に上ってまだまだ頑張っているそうです。その年まで仕事が出来

るってことは、ある意味素晴らしい事だと思いました。40歳の私なんかまだまだハナタレ小僧です。

2011年11月17日木曜日

アルミ馬、千里を駆ける!

先日から製作していたアルミ馬、出荷しました。


これは2mの物で、群馬県へ出荷。


こっちは90cm、宮崎県の方へ。

このアルミ馬は植木を運搬するときにトラックの荷台に乗せて、植木の幹をここに乗せかけます。植

木もいろいろな種類があるので、高さ調整ができる仕組みです。


こんな感じです。

植木は重い物は結構な重量、なので使うアルミ材も厚みのある異型の角パイプを使ったり、下の写

真のように中にリブが入った物を使ったりしてます。


このアルミ馬も、もう20年以上前から製作している商品です。今まで何台つくったやろか?

今から植木の運搬が頻繁にある時期。全国各地を植木と当社のアルミ馬を積んだトラックが、沢山

走っていることでしょう(多分)。

2011年11月16日水曜日

ステンレス台車製作

小さなステンレスの台車です♪ サイズ高さ380幅500奥行き200




板はSUS304の2B材、厚みは1mm。工作機械で金属を削るときに出でる、切粉などを入れる容器だそうです。キャスターもちびっ子で可愛い(^^)




薄物のステン板の溶接は、TIG溶接機ののパルス機能を使うときれいに仕上がります。しかし1mmは薄くペコンペコンです(笑)。



現在商品化している物の部品で、ウレタンフォーム(スポンジみたいな物)の加工をしてくれる会社を探していました。

ネットで検索して東京にサンプルを送ったり、メーカーに問い合わせしたり(門前払い)困り果てていて、これを造ったイギリスの会社から、どうにかして輸入するしかないなかと思っていた矢先にありました。それも町内!それも同じ青年部!(笑)

灯台もと暗しと言うか、森を見て木を見ずと言うか(ちょっと違うか?)。それもサンプルを持っていくと「あー出来ますよ」と簡単に言うではありませんか。

一番頭が痛かったところだったんですが、すんなり問題解決です(笑)
ホッとした~♪


昨日の晩御飯ネタ




カレーうどん・とんかつ。カツをうどんに乗せたら【カツカレーうどん】になるとかなと思いつつもチャレンジせず(笑)




そしてワイン!
食いしん坊ばんざい!な、昨日の一人飯でした(*^^*)

2011年11月15日火曜日

須山鉄工 農業事業部

当社には農業事業部があります。

農場主任 社長(父)

作業主任 母

一年を通じていろんな野菜を生産し、家族・親族などに無料出荷しています。

まあ、両親の趣味の菜園です!現在もいろいろと野菜が育ちつつあります。




白菜 ・ レタス ・ 春菊 ・ ほうれん草 ・ ブロッコリーなど、手前はなんやろ?その奥は玉ねぎの苗。


これ好きです!ちょい硬めに茹でてマヨネーズ!

会社を現在の場所に移転した時、工場の裏に畑を作りました。もう10年。年々技術が進歩している

からか、以外に美味しい無農薬の野菜が出来ています。


昨日居酒屋さんでお通しに出てきた【 白菜の漬けもん 】美味しかった~。秋から冬場にかけての、

食べる楽しみの一つです。というか、もし最後の晩餐で何が食べたいかという、と美味しい温かい白

ご飯と白菜の漬けもんを間違いなく選ぶと思う。毎日でも食べたいくらいです。


もうすぐ白菜も収穫できます。農業事業部は頑張って、2次加工品である漬物を大量に生産してい

ただきたいものです。

2011年11月14日月曜日

アルミ溶接

ここ何日間かは、はまってアルミ溶接やアルミ加工をしています。


これはアルミ馬に使う材料の溶接(アルミ馬は何か不明な場合、ホームページを見てください)。カッ

トしたパイプの両端をふさぎます。


TIGで溶接するのですが、溶接棒は入れません、母材同士を溶かして共付けします。


こちらは半自動溶接で組んだもの。黒くなっている焼けは、最後に酸洗いをして除去します。この前

の展示会のとき、新型のアルミ半自動溶接機のデモ機で溶接したところ、ほとんど焼けが出ませ

ん。かなり欲しい。


これはアルミブリッヂの修理。使っているうちにここがよく外れます。元通りに戻し切れているところ

を全部溶接します。そして


端材のアルミ板を使い、こんな風に溶接するとこの部分が強くなります。新品で買った時にも、先に

こんな風に加工してると、アルミブリッヂが長持ちします。


いまではアルミはいろんな所に使われている素材ですが、実際に工業製品として作られ始めたの

は1890年ごろからです。1850年ごろのヨーロッパでは、アルミは高級な金属として扱われ、例え

ば晩餐会の食器は、大切な客にはアルミニウムのスプーンやフォークを出し、どうでもいい客には

金や銀の物ををあてがったという記録も残っているみたいです。いまうちの会社にあるアルミを全部

持って、その当時にタイムスリップしたら私は大金持ちです。ちょっとアルミうん蓄でした。

2011年11月13日日曜日

アジリティータイヤ

日曜日ですが、昨日間に合わなかった加工をしました。


このアルミ板曲げ加工品にアルミパイプを溶接して組み立てます。


アルミでフレームを造ったアジリティータイヤです。このアジリティー道具もほとんどは木製か鉄製の

物が多く、アルミでフレームを造ったものはあまりないと思います。また運搬に便利なように全部が

組み立て式になっています。なかなかかっこいいマシーンっぽい感じになりました!

しかしこのアジリティータイヤの特徴は、青いタイヤ部分。これはドックスクールの先生がイギリスか

ら買ってきたもので、それを利用して製作しました。

ここの部分を国内で作りたくていろいろ調べているのですが、なかなか小ロットでの製作を頼める会

社がありません。残す道は輸入するしかないのか。多くでる商品じゃありませんが、それでも需要は

ありますので、もうちょっと頑張って調べてなくてはと思いますが、しかし、ん~悩みます。